いちろぐ。

瀬道 一加の雑記ブログ。小説のこととか、体質、ダンス、動物、留学体験...etc.

ビリー・アイリッシュの素顔を知りたい人はジェームス・コーデンのカープール・カラオケを是非見てほしい。

 「2019年最大の新人」と言われているビリー・アイリッシュ。日本では2019年1月から放送のドラマに「bad guy」が主題歌として選ばれています。

【公式】シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。|読売テレビ・日本テレビ系

兄さんのプロデュースで楽曲を作成・リリースしたのをきっかけに、若者達に熱狂的な指示を得て「ダーク・ポップ」のアイコンとしてスターダムへとのし上がりましたが、その素顔はどんなものなのか?検索してみると、いろいろな記事が出てきます。

が、

彼女の本当の素顔を見たい人は、ぜひこの動画を見てほしい

の動画はアメリカの人気テレビ番組The Late Late Show with James Corden」でおなじみのコーナー、「Carpool Karaoke」(カープール・カラオケ)にビリーが出演した時のものです。

ープール」とは、出勤時などに渋滞を緩和するために、同じ方向や職場に向かう人同士で一つの車に乗っていくことを言いますが、このコーナーでは、番組のホストであるジェームズが職場に向かうために、「イライラしないために一緒に来て話し相手になってほしい」「二人以上乗っていないと走っちゃいけない道路があるけど、急ぎたいから助けて!」などと理由を付けて、友人であるセレブに協力を頼んで一緒に乗ってもらい、音楽をかけてカラオケをしながら職場に向かう、という設定になっています。

までもポール・マッカートニースティービー・ワンダーマドンナエルトン・ジョンなどの大御所だけでなく、アリアナ・グランデレディ・ガガエド・シーランジャスティン・ビーバーといった大物歌手、はては当時大統領夫人であったミシェル・オバマまで参加しています。この番組の他のコーナー(ハリウッド俳優・女優の出演多数)もそうですが、呼ばれていない海外セレブはいないのでは、とまで言えてしまいそうです。

の中という密室空間とジェームズの人柄によるものなのか、それともただ歌っていればいいという気楽さから来るのか、どの回も出演者のとてもリラックスしてプライベートな雰囲気から、他の番組やインタビューでは見れないセレブの素顔が見れる、聞けない話が聞ける、私もお気に入りの番組コーナーとなっています。

リー・アイリッシュの回では、「bad guy」のカラオケから始まります。ふたりともとってもノリノリ(笑)そして、今まで会うことが出来たセレブの話、彼女の作曲秘話ウクレレ演奏、おまけに彼女の自宅訪問と、ファンにはたまらない内容……

ビリー・アイリッシュジャスティン・ビーバーの大ファン

ずは大ヒット曲「bad guy」を歌い、続く「過去数ヶ月で、会って一番ショックを受けたのは誰?」という質問に、ビリーはグリーン・デイビリー・ジョー・アームストロングをまず挙げた後にジャスティの名を挙げ、「貴方もその場に居たけど」と言い、「そうだーーー!」と話が一気に盛り上がっています。(笑)(Coachella Valley Music and Arts Festivalアリアナ・グランデを見ていた時らしい

リーは「ジャスティン関連で私にドッキリ仕掛けないで。自分のショーで歌えなくなるから」と事前に周りに言っておくほどジャスティンの大ファン。彼を見つけてしまった瞬間に言及して、「私は彼のボディランゲージを知ってるのよ。立ち方も知ってる、どのへんでズボンを履いてるかも知ってる……」と、ひと目で彼を認識したことを告白しています。しばらく動けなかったあとにハグを交わす感動の瞬間が、動画の小窓で見ることが出来ますよ。セレブがセレブに会って感動してる瞬間を見ると、ビリーもやっぱり18歳の女の子なんだなぁーと思いますねぇ。

して動画はジャスティンの大ヒットしたデビュー曲、「Baby」のルダクリスのラップパートのカラオケへ。ここまで見て思いますが、音楽から受けるダークな印象は全く無いですね、この子(笑)

作曲は昔はウクレレを使っていた

いては「all the good girls go to hell」のカラオケへ。特殊なカラーリングをしている髪を振り乱してここでもノリノリです(笑)

話は「いつから曲を作り始めたのか」といった話題へ。ビリーはきちんとした曲ではないけど、6歳ぐらいからメロディーを作って口ずさんでいたと話しています。そしてウクレレをいつも弾いていたということで、ウクレレは誰でも弾ける」「いいやそんなことはない(俺は弾けない)」と言う口論で盛り上がります。準備の良いジェームズはウクレレを取り出し、ビリーは一番最初に学んだ曲だと言って、ビートルズの「I will」を披露。それから7歳の時に始めて作った曲と、その次に作った曲を弾き語ります。

全てはこの曲から始まった

いて、お兄さんが作曲・プロデュースし、SoundCloudにアップロードしたことで大ヒットへと繋がった「Ocean Eyes」のカラオケへ。ビリーは「この曲が私の人生を変えてくれたのよ。」と感慨深くコメントしています。なんと13歳の時にレコーディングしていたんだとか。「泣きそうになるわ。」と言って背もたれを倒してしまっていますね(笑)

リーとビリーの家族は、ビリーが子供の頃から(まだ18歳ですが)あるルールを決めていたそうです。それは、「音楽を作っている間は『もう寝なさい』と言わないこと」。ご両親は決して、ビリーとお兄さんの作曲活動を無駄なものとしては扱わなかったそうです。「作曲自体が遊びみたいなものよ。そしてそれがなかったら生まれていない曲はたくさんあるわ。」とビリー。こんなところが、才能と自信に溢れたアーティストを育てたんですねぇ。

んな理解してないこともあるけど、アルバムまるごと、兄さんの小さなベッドルームで作ったのよ。」ということで、撮影はなんとビリーのお家に!(ジェームズ通勤中じゃなかったんか……設定はどうした(笑))

ビリーのお宅訪問

リーは曲を二人で作っていたお兄さんの部屋に案内してくれますが、カワイイなお兄さんの趣味(笑)。お花のクッションがポップ。そして壁には2019年にリリースしたアルバムの曲のリストが。直接書いちゃうあたり大雑把なアメリカっぽいですね(笑)。ここがアーティストとしての今のビリーの原点だと語っています。

蜘蛛を飼ってるの。見たい?」と言ってビリーは蜘蛛を連れてきます。このあたりはダークな趣味と言えますでしょうか。本人はカワイイと言っていますが。蜘蛛が苦手なのにおとなしく手に蜘蛛を乗せられているジェームズ、流石人気番組のホストなだけあって勇敢です……(ビリーの言う通り青い色がきれいだと瀬道は思います♫)

現実のものとなった兄の予言

リーはベッドに寝転がって語っています。「私達が一番最初に一緒に音楽を作ったらどうかって話をした時、フィニアス(お兄さん)が冗談っぽく言ったのよ。『俺がお前を世界一ビッグなポップスターにしてやる』って。私は笑ってたわ。それが2015年の初め頃よ。」すごいなお兄さん……この短期間で有限実行したわけですね!!

こから『かあさん!サンドイッチ作って!!』とか叫んでたんでしょ?」という問いかけに、本当にお母さんが登場。この一家はお母さんは女優で脚本家、両親ともに作曲家ということで、生粋のアーティスト一家ですね~。

さんの音楽がそこらじゅうで流れていることに関してどう思う?」と聞かれて、「この部屋で二人の音楽を聞いたときから度肝を抜かれてるから、この四年間、そもそも度肝を抜かれていなかったことがないのよ。」と答えています。そして「曲を聞く度に、いつリリースされるの?だってこんな素晴らしいものみんなが聞くべきよ!って思ってたわ。」とも。お母さんの二人の子どもたちに対する愛情と信頼が伺えます。

して最後は「when the party's over」でしっとりと締めています。

 スターになっても飾らない、等身大の18歳の女の子

楽やミュージックビデオからは暗い印象を受けますが、この動画を見れば彼女は気負うこと無く、大好きな音楽で自分をし続ける元気な女の子であることが伝わってくると思います。「このこと(撮影)は絶対に忘れないよ。」と最後にジェームズもコメントしているように、この動画は他人との壁を作らず人生を楽しむ彼女の素顔を垣間見ることの出来る貴重な映像だったのではないでしょうか。

おすすめカープール・カラオケ

て、ビリーの素顔を見ることの出来た今回のカープール・カラオケですが、他のアーティストの回もおすすめがいくつもありますのでおすすめをいくつか以下にピックアップしておきます。英語がわからなくても、彼らの楽しそうな様子を見るだけで楽しめますよ!

合計純資産4億を乗せた車

中にも日本の言葉を使うなど日本が大好きなグウェン・ステファーニの回ですが、なんと友情出演でジョージ・クルーニージュリア・ロバーツが参加!彼らがカラオケしているところを見れる貴重な映像となりました。豪華……動画のコメントセクションは、この組み合わせとアラフィフィであるグウェンの若々しさに言及するコメントで賑わっています。

 誰も敵わない圧倒的歌唱力

リスティーナ・アギレラ。この方は音響調整もマイクもエコーも下手したら伴奏もいらない、歌声だけで人を魅了できる歌手でしょう。その実力を、このコーナーでも惜しげもなく披露しています。この方、身長157cmと日本人女子の平均身長より低いと言うのに、このド迫力の歌声はどこから出てくるのでしょう……

何でも来いのモノマネ・クイーン

 

リアナ・グランデ。この方も素晴らしい歌唱力ですが、デスティニーズ・チャイルドビヨンセなどを聞いて歌って育ったとのこと。「彼女たちを真似してばっかりだったから、自分の声を見つけるのに少しかかったわ。」という彼女は、テレビ番組で良く他の歌手のモノマネをして観客をわかせています。ここでもセリーヌ・ディオンのモノマネを披露。

の他にも「あのアーティストが!」と思うようなセレブたちが意外な顔を見せているこのコーナー、是非YouTubeでプレイリストを探してみてください。